放射線技術学シリーズ MR撮像技術学(改訂4版)

最新のシラバス・カリキュラムの内容に則った、充実の改訂4版

このような方におすすめ

診療放射線技師養成校の大学・短大・専門学校生
  • 著者日本放射線技術学会 監修/齋藤 茂芳 編著
  • 定価7,700 (本体7,000 円+税)
  • B5 552頁 2024/10発行
  • ISBN978-4-274-23262-6
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 2017年に発行した「放射線技術学シリーズ MR撮像技術学(改訂3版)」の改訂版です。

 全国の大学・専門学校など、診療放射線技師の養成校における必修科目である「診療画像技術学」「磁気共鳴技術学」で扱われるMR撮像技術学の教科書です。

 そこで本書は、全国の技師養成校のシラバス・カリキュラムに沿った形で内容構成を見直し、MRIの基礎原理から効果的な撮像法、アーチファクトへの対策、各部位の撮像のコツなどをわかりやすくまとめた書籍です。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274232626/
第1章 磁気共鳴と緩和
第2章 機器・装置構成
第3章 傾斜磁場・k空間・画像再構成
第4章 パルスシーケンス・撮影パラメータ・画像コントラスト
第5章 高速イメージング
第6章 脂肪抑制法・自由水抑制法
第7章 拡散・灌流
第8章 MRA
第9章 MRI造影剤
第10章 MRS,CESTイメージング法,MR Hydrography
第11章 fMRI,MRエラストグラフィー
第12章 アーチファクト
第13章 MRI検査における安全性
第14章 脳・頭頸部
第15章 脊椎・脊髄
第16章 胸部・心臓
第17章 腹部・肝胆膵腎
第18章 骨盤・乳房
第19章 骨軟部・関節
第20章 精度管理・性能評価試験
第1章 磁気共鳴と緩和
 1・1 NMR現象とMRIの登場
 1・2 MRI装置の概略
 1・3 MRIの基本原理――原子核のスピンと電磁場
 1・4 常磁性・強磁性・反磁性
 1・5 磁性と磁気モーメント
 1・6 MRIの対象核種
 1・7 磁気緩和現象――磁場中のスピンの振る舞い
 1・8 偏極と偏極率
 1・9 RFパルスによる励起と緩和
 1・10 磁気の緩和
 1・11 T1緩和現象
 1・12 T2緩和現象
 1・12 組織の緩和時間
 参考文献・演習問題

第2章 機器・装置構成
 2・1 MRIに関連する電磁気学
 2・2 システム構成
 2・3 静磁場システム
 2・4 傾斜磁場システム
 2・5 高周波回路とRF送受信システム
 2・6 RFコイル
 2・7 高磁場装置
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第3章 傾斜磁場・k空間・画像再構成
 3・1 傾斜磁場
 3・2 周波数エンコード
 3・3 位相エンコード
 3・4 k空間
 演習問題

第4章 パルスシーケンス・撮影パラメータ・画像コントラスト
 4・1 パルスシーケンスダイアグラム
 4・2 MRI信号(FID,SE,GRE)
 4・3 撮影パラメータ
 4・4 画像コントラスト
 演習問題

第5章 高速イメージング
 5・1 撮像時間について
 5・2 パラレルイメージング
 5・3 エコーシェア技術
 5・4 圧縮センシング
 5・5 最後に
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第6章 脂肪抑制法・自由水抑制法
 6・1 脂肪抑制の目的
 6・2 水と脂肪の共鳴周波数
 6・3 周波数選択的脂肪抑制方法
 6・4 非周波数選択的脂肪抑制方法
 6・5 位相差を利用した脂肪抑制方法
 6・6 その他の脂肪抑制方法
 6・7 アーチファクト
 6・8 自由水と結合水
 6・9 自由水抑制法
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第7章 拡散・灌流
 7・1 拡散の原理
 7・2 拡散強調画像と見かけの拡散係数
 7・3 見かけの拡散係数と臨床における有用性
 7・4 制限拡散と拡散テンソル画像およびtractgraphy
 7・5 灌流とDSC
 7・6 DSC法の実際と定量値
 参考図書・参考文献・演習問題

第8章 MRA
 8・1 流れとMRI信号
 8・2 TOF法
 8・3 PC法
 8・4 心電図同期併用3D高速SE法
 8・5 スピンラベリング
 8・6 造影MRA
 8・7 BB imaging
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第9章 MRI造影剤
 9・1 MRI造影剤の基礎
 9・2 細胞外液性Gd造影剤
 9・3 肝特異性造影剤
 9・4 Gd造影剤副作用の概要
 9・5 経口消化管造影剤
 9・6 国内で開発中のMRI造影剤
 参考文献・演習問題

第10章 MRS,CESTイメージング法,MR Hydrography
 10・1 MRSの基本原理
 10・2 MRSのデータ解析
 10・3 MRSの代謝物
 10・4 CESTイメージング法の基本原理
 10・5 CESTイメージング法の応用
 10・6 MR hydrographyとは?
 10・7 MR hydrographyの基本原理
 10・8 MRCP
 10・9 MR myelography
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第11章 fMRI,MRエラストグラフィー
 11・1 functional MRI(fMRI)とは
 11・2 fMRIの基本知識
 11・3 fMRI撮像の実際
 11・4 fMRIデータの前処理と統計解析
 11・5 安静時fMRI(resting state fMRI)
 11・6 fMRIの高速化技術:マルチバンド法
 11・7 MRエラストグラフィーの原理
 11・8 MRエラストグラフィーにおける物理と画像解析
 11・9 MRエラストグラフィーの応用と将来
 参考文献・演習問題

第12章 アーチファクト
 12・1 アーチファクトの種類と分類
 12・2 画像再構成に起因するアーチファクトとその対処法
 12・3 患者に起因するアーチファクト
 12・4 RFパルスに起因するアーチファクト
 12・5 磁場に起因するアーチファクト
 12・6 アーチファクトのまとめ
 参考図書・参考文献・演習問題

第13章 MRI検査における安全性
 13・1 MR装置が人体に及ぼす作用
 13・2 MR装置および医療用デバイスの安全性
 13・3 MRI検査前にチェックすべき事項
 13・4 まとめ
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第14章 脳・頭頸部
 14・1 脳
 14・2 頭頸部
 参考文献・演習問題

第15章 脊椎・脊髄
 15・1 目的
 15・2 検査概要
 15・3 基準線・撮影ポジショニング
 15・4 プロトコル
 15・5 正常解剖画像
 15・6 代表的な疾患画像
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第16章 胸部・心臓
 16・1 目的
 16・2 検査概要
 16・3 基準線・撮影ポジショニング
 16・4 プロトコル
 16・5 正常解剖画像
 16・6 代表的な疾患画像
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第17章 腹部・肝胆膵腎
 17・1 目的
 17・2 検査概要
 17・3 基準線・撮影ポジショニング
 17・4 プロトコル
 17・5 正常解剖画像
 17・6 代表的な疾患画像
 17・7 その他
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第18章 骨盤・乳房
 18・1 骨盤部MRI検査概要
 18・2 骨盤部MRI 基準線・撮影ポジショニング
 18・3 骨盤部MRI各論
 18・4 骨盤領域のアーチファクトとその軽減方法
 18・5 乳房MRI
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第19章 骨軟部・関節
 19・1 目的
 19・2 検査概要
 19・3 基準線・撮影ポジショニング
 19・4 プロトコル
 19・5 正常解剖画像
 19・6 代表的な疾患画像
 参考文献・演習問題

第20章 精度管理・性能評価試験
 20・1 均一ファントムによるSNR測定
 20・2 画像均一性測定
 20・3 スライス厚測定
 20・4 緩和時間(T1値・T2値)測定
 20・5 精度管理と標準化への取組み
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