本書は規矩術の基礎を固めて自在に駆使することをめざして1967年に企図されました。
規矩術の基礎知識から応用まで、一つの作業単位でまとめて解説しています。
現場で墨付けができるよう「木の身返し法」(このみがえしほう)の図解を全面的に採用しました。大工技能士養成用のテキストとして最適です。
このたび、巻末の付録「建築大工技能検定(1級/2級)実技試験課題」が、2022年末(令和4年度)、それぞれ新課題になりました。
本書は、1級/2級の実技試験問題(作成:中央職業能力開発協会)およびその解説を新課題に対応し、「第5版」として発行するものです。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274232596/
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第1章 さしがねについて
第2章 勾・殳・玄および勾配の種類
第3章 四方転び
第4章 棒隅屋根
第5章 入隅屋根
第6章 隅に関連をもつ各種の墨
第7章 柱建て四方転び
第8章 反り軒の概要
第9章 真束小屋組寄棟造り
第10章 振れ隅
第11章 多角形
付録
尺度について
神社建築
1級 建築大工実技試験問題(令和4年度新課題)
2級 建築大工実技試験問題(令和4年度新課題)
全建総連青年技能競技大会競技課題(四方転び踏み台)
索引