材料力学の基礎をわかりやすくまとめた新しい教科書シリーズの一冊。
わかりにくい概念や難解な数式には丁寧な解説を展開しています。また,図を効果的に用いることにより、学生がつまづきやすい箇所・重要なポイントをイメージしやすく,無理なく学べる内容構成となっています。解きながら、理解し学べるよう、本文中に例題、章末には「基本問題」と「応用問題」を2段階で豊富に配しています。
大学・高専・短大生に必携の一冊です!
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274214462/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
1章 材料力学を学ぶまえに
2章 引張力が作用する棒の取扱い
3章 軸力が作用する材料の力と変形
4章 軸のねじり
5章 曲げが作用するはり
6章 曲げの応力とたわみ
7章 はりの応用
8章 組合せ応力
9章 ひずみエネルギー法
10章 柱の座屈
11章 材料の破壊
1章 材料力学を学ぶまえに
1 材料力学を学ぶ上での基本事項
2 力とは
3 構造物の安定と外力(荷重)・内力(応力)
4 力のつり合いと力のモーメントのつり合い
5 材料力学で使われる単位系(SI単位系)
章末問題
2章 引張力が作用する棒の取扱い
1 材料力学で何を学ぶか
2 応力
3 変形とひずみ
4 応力とひずみの関係(フックの法則と弾性係数)
5 引張試験および各種機械的性質
3章 軸力が作用する材料の力と変形
1 直列に接合された棒の応力とひずみの算出
2 不静定問題における応力とひずみの算出
3 変断面棒
4 自重(物体力)と回転による棒の応力と変形
5 熱応力
4章 軸のねじり
1 丸棒のねじりの基礎式
2 ねじりの応用問題
3 伝動軸に加わる動力とせん断応力
5章 曲げが作用するはり
1 はりの種類
2 はりのせん断力と曲げモーメント
3 せん断力図と曲げモーメント図
4 集中荷重が作用する各種はり
5 分布荷重が作用する各種はり
6 モーメントが作用する各種はり
6章 曲げの応力とたわみ
1 はりの曲げ応力
2 中立軸と断面二次モーメント
3 曲げ応力と断面係数
4 はりのたわみ曲線
5 さまざまな曲げを受けるはりのたわみ
7章 はりの応用
1 不静定はりのたわみ
2 連続はり
3 はりのせん断応力
4 平等強さのはり
8章 組合せ応力
1 応力状態の基本型
2 二次元応力とモールの応力円
3 二次元ひずみとモールのひずみ円
4 応力-ひずみ関係
5 弾性係数間の関係
6 組合せ応力の実例
7 ひずみゲージによる計測
9章 ひずみエネルギー法
1 ひずみエネルギーと補ひずみエネルギー
2 各種内力とひずみエネルギー
3 衝撃荷重
4 相反定理
5 カスチリアノの定理
10章 柱の座屈
1 トラスの非線形問題
2 オイラーの座屈荷重
3 境界条件の影響
4 初期たわみが存在する実際の棒の圧縮
5 塑性座屈
6 エネルギー法によるつり合い状態の安定判別と近似解法
11章 材料の破壊
1 機械や構造物の信頼性と性能向上
2 実働荷重
3 材料の性質
4 応力の性質と応力集中
5 機械の強度設計と許容応力