近年の科学技術の巨大・総合化にともない、技術者は自分の専門外においても科学技術による環境への影響を地球規模の視点や地域の視点で検討することが求められている。本書は、そのような現状に対応するための書籍としてまとめた。
また、技術士として実務に携わる筆者ならではの内容(環境分野の業務と資格、環境生態学に関連する業務の実際)が充実している。さらに、演習問題を各章に掲載し、演習問題とは別に、入門者が抱く素朴な疑問に関連したQ&Aを掲載している。また、各章冒頭の「本章の目的」と確認チェックリスト形式の「本章のまとめ」を連動して掲載するなど、さまざまな工夫を凝らした書籍としてまとめられている。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274205316/
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序章 環境生態学とは
第I部 環境生態学の基礎編
第1章 生態系とは
第2章 生物のつながり
第3章 生態系のエネルギーフロー
第4章 生態系における物質循環
第5章 制限要因と遷移
第6章 人間活動の生態系への影響
第II部 環境生態学の応用編
第7章 環境影響評価
第8章 自然環境保全技術
第9章 生態系と新エネルギー
第10章 環境学習と市民活動
第11章 環境分野の業務と資格および環境倫理
おわりに