知能とは何かという問に答えるため、知能と密接不可分な関係にある言語について考察する。言語学の歴史的な成果をふまえつつ、言語の創生について論じるとともに、ニューラルネットワークの役割を含めて言語創生のモデルを提示し、知能を「言語−概念−知的活動」を推進する機能と捉える。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274208607/
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本書の構成
1章 序論
2章 言語学研究の流れ
3章 言語の時間的変遷
4章 生体の処理機構
5章 文法の形成
6章 言語創生モデルの枠組みと問題点
7章 ニューラルネットワークによる推論機能
8章 言語創生のモデル
9章 知能とは何か
10章 むすび
あとがき
参考文献