電気回路の基礎である、直流・交流回路、複素記号法・フェーザ図までを、わかりやすい図や吹出し・コラムを配し、視覚的にわかりやすく解説。また、典型的な例題や演習問題を配し、ていねいな解説により、電気回路が「すっきり」わかる参考書。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274209086/
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1章 一番簡単な電気回路
2章 ややこしい直流回路
3章 その他の知識
4章 回路を解く際の諸定理
5章 電力と電力量
6章 交流の基礎
7章 交流の計算
8章 虚数をつかって交流回路を解く!
9章 フェーザ図と軌跡
1章 一番簡単な電気回路
1-1 電流とは?
1-2 電圧とは
1-2-1 電位と電位差
1-2-2 電圧の表し方と「基準」
1-3 電気的な負荷とオームの法則
1-4 抵抗の直列接続と並列接続
2章 ややこしい直流回路
2-1 キルヒホッフの電流則(第一法則)
2-2 キルヒホッフの電圧則(第二法則)
2-3 キルヒホッフの法則の使い方
2-3-1 キルヒホッフの電流則の適用例
2-3-2 キルヒホッフの電圧則の適用例
3章 その他の知識
3-1 コンダクタンスを使った表現・・もう一つの抵抗表現法
3-1-1 コンダクタンスを考えると何が便利か?
3-1-2 分圧・分流計算を活用しよう!
3-2 電圧源と電流源
3-2-1 理想電源と現実の電源の違い
3-2-2 電圧源と電流源の複数接続
3-2-3 電圧源と電流源の等価変換
3-3 重ねの理・・・回路を複数の回路に分割して考える
4章 回路を解く際の諸定理
4-1 テブナンの定理・・・ある枝路に流れる電流の大きさを求める定理
4-2 ノートンの定理
4-3 補償の定理・・・(回路はそのままで)値が変わったときに使える定理
4-3-1 補償の定理は重ねの理で考える
4-4 相反(可逆)の定理・・・入出力が反転した回路に使える定理
5章 電力と電力量
5-1 電力
5-2 電力量
5-3 最大電力供給の定理
6章 交流の基礎
6-1 交流とは?
6-2 正弦波交流の各部の名称
6-3 位相 〜交流の波形を2つ重ねると・・・?〜
6-4 正弦波交流を式で表す
6-5 正弦波交流電源の表し方
7章 交流の計算
7-1 課題(1):一筋縄ではいかない交流の足し算
7-2 課題(2):交流になると現れる新たな抵抗勢力〜コンデンサとコイル〜
7-2-1 コンデンサの振る舞い
7-2-2 コイルの振る舞い
7-2-3 コンデンサ・コイルは何が問題か
7-3 課題(3):交流の電力
7-4 抵抗勢力の関係
7-4-1 インピーダンスの大きさ
8章 虚数をつかって交流回路を解く!
8-1 STEP1.回転ベクトルと静止ベクトル
8-1-1 回るベクトルを止めてみる感覚
8-2 STEP2.虚数と複素数
8-2-1 虚数とは?
8-2-2 虚数の誕生
8-2-3 複素数とは?
8-2-4 複素数の表現
8-2-5 ベクトルを90°回転させるには?
8-3 STEP3.複素ベクトルを使って回路を解く
8-4 複素ベクトルで交流電力を求める
9章 フェーザ図と軌跡
9-1 フェーザの軌跡
9-2 複雑なフェーザの軌跡