建築はどのように造られるのか。合理的な建築構造法とはいかなるものか。本書は、木構造・鉄骨構造・鉄筋コンクリート構造を中心に、基礎・地盤から、屋根・内外壁・床・天井などの各部構造、さらには建具・造作に至るまで、現代建築構法の概要を詳細に解説したものである。各構造の歴史的変遷に触れながら、伝統技術・在来工法と最新の建築技術とを過不足なく紹介し、設計例などの説明には挿図に寸法を明示して、将来設計・施工に携わる読者の便を計った。建築系諸学科のテキスト・参考書に最適。
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1章 概説
(はじめに 建築のく体構造と付帯部分)
2章 基礎構造
(概説 各種基礎 くいおよびピャー 基礎設計での留意事項)
3章 木構造
(概説 木材の物理的性質 力学的性質 建築用木材と製材
継手と仕口 木構造用金物類 和風木構造 洋風木構造 他)
4章 鉄骨構造
(概説 鉄の物理的性質 力学的特徴 建築物の構造設計について
軸組計画 鋼材の形状と接合法 鉄骨架構の形態 実例 他)
5章 鉄筋コンクリート構造
(概説 諸性質について コンクリートおよび鉄筋
鉄筋コンクリート建築物について 設計例 他)
6章 れんが造
(れんが造の歴史 れんがの種類 れんが造建築の構造規準)
7章 各部構造
(屋根 壁とその仕上げ 床とその仕上げ 天井とその仕上げ)
8章 造作
(概説 階段 床の間 その他の造作)
9章 建具
(概説 木製建具 鋼製建具 アルミニウム製建具 特殊な建具
建具金物)
付録