本書は、簡単に入手できる市販部品を使い、センサ制御による手作りロボット(光を追いかける犬型ロボット、手を近づけると逃げる兎型ロボット、音に反応して走る歩行ロボットなど6ロボット)が製作できることを目標としています。ロボットの機構や電子制御のしくみが理解できるようになり、回路図を読む力もつくよう配慮してあります。わかりにくいディジタル技術の原理と動作も実験により理解できます。準備する工具、組立て手順も丁寧に記述しています。はんだ作業も最小限。共通部品を多くし、部品代が高価にならないように配慮するなど、製作側の立場に立った配慮が凝らされています。著者は以前、全日本相撲ロボット大会・高校生大会での全国優勝校の指導者。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274505430/
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はじめに
1章 各章共通の電源回路を作ろう
2章 往復運動するバス型ロボットを作ろう
3章 光を追いかける犬型ロボットを作ろう
4章 手を近づけると逃げる兎型ロボットを作ろう
5章 尺取り虫ロボットを作ろう
6章 音に反応して動く歩行ロボットを作ろう
7章 ライントレースロボットを作ろう
付:主要な購入部品一覧(部品購入の際の参考資料)
はじめに
1章 各章共通の電源回路を作ろう
1-1 ロボット製作のための準備をする
1-2 電子回路組み立てのブレッドボードを解剖する
1-3 電源回路の部品を集める
1-4 ブレッドボード上に電源回路を配線する
1-5 電源回路を実験で確かめる
2章 往復運動するバス型ロボットを作ろう
2-1 往復運動するバス形ロボットとは
2-2 バス形ロボットの部品を集める
2-3 ロボットのボディと足回りを作る
2-4 制御回路を組み立てて実験をする
2-5 完成した制御回路を載せ、ロボットを走らせる
3章 光を追いかける犬型ロボットを作ろう
3-1 光を追いかける犬形ロボットとは
3-2 犬形ロボットの部品を集める
3-3 ロボットのボディと足回りを作る
3-4 制御回路の働きを理解して組み立てる
3-5 完成したロボットを工夫して走らせる
4章 手を近づけると逃げる兎型ロボットを作ろう
4-1 手を近づけると逃げる兎型ロボットとは
4-2 兎型ロボットの部品を集める
4-3 ロボットのボディと足回りを作る
4-4 制御回路の働きを理解して組み立てる
4-5 完成した制御回路をボディに載せて走らせる
5章 尺取り虫ロボットを作ろう
5-1 尺取り虫ロボットとは
5-2 尺取り虫ロボットの部品を集める
5-3 ロボットのボディと足回りを作る
5-4 制御回路の働きを理解して組み立てる
5-5 完成した制御回路をボディに載せて走らせる
6章 音に反応して動く歩行ロボットを作ろう
6-1 音に反応する歩行ロボットとは
6-2 4足歩行ロボットの部品を集める
6-3 ロボットのボディと足回りを作る
6-4 制御回路の働きを理解して組み立てる
6-5 完成した制御回路をボディに載せて走らせる
7章 ライントレースロボットを作ろう
7-1 黒線を検知して走るライントレースロボットとは
7-2 ライントレースロボットの部品を集める
7-3 ロボットのボディと足回りを作る
7-4 制御回路の働きを理解して組み立てる
7-5 完成したセンザ回路・制御回路をボディに載せて走らせる
「コラム」
1 ブレッドボードの穴の表示と簡単芯電気回踏の紙上組立て
2 部品を購入するときは「まとめ買い」がお得
3 ネット通販で部晶を購入する
4 より線の先に単線をハンダ付けする作業
5 配線ミスから部品を守る救世主“スイッチングACアダプタ”
6 測定が容易になる補助具”小形クリツプ付きコ一ド”
7 才一ムの法則を実験デ一夕から確認してみよう
8 通販会社のURL
9 タイヤの取付けは電気実験の後で!
10 モータ制御にとても便利なドライバIC「TA7291P」
11 RS−フリップフロップ回路での検討事頃
12 各種抵抗器は直並列接続して作ろう
13 トランジスタの分類
14 抵抗器のカラーコード表示
15 抵抗を用いた電圧制御は実用にならない
16 実用的なDC-DCコンバータ
17 DCモータのノイズ対策
18 シュミットトリガ回路のパルス幅を確認する実験
19 反射形ホトインタラプタと透過形ホトインタラブタ
さくいん